BOW通信 Vol.10

『BOWプロジェクト』10週目です!

 

前回、私トオルの 「YAMAHA P-37D」 への思いを書かせていただきましたが、
今回は長年この楽器にしているある細工について紹介させていただきます。

 

その細工とは、こちらです。 ↓

20160514_BOW10_A

 

鍵盤の裏側のバルブ部分に両面テープを貼っています。

ホームセンターなどで売っている、水周り用とかの分厚い目でしっかりした両面テープです。

 

これにより得られる効果

  1. 打鍵音が和らぐ。
  2. 程よい弾力の鍵盤タッチになる。
  3. 心なしか音色がマイルドになる(自分比)。

 

元々は「 P-37D をライン出力できるようにしたい」というムチャぶりを、器用な友人Tが実現してくれた際、マイクが拾う打鍵音をできるだけ和らげるために考えてくれたアイデアなのですが、
「2」や「3」の効果も得られたので、気に入ってずっと続けています。

ちなみにYAMAHAのピアニカにはライン出力できるモデルがないので、改造が必要になってくるのですが、以前はその友人Tに、
そして今はツネおにいさんにやってもらっている甘えっぱなしの私トオルでありますm(__)m

また、世界にたった一台の P-37D を使っている幸せ者でもありです(T_T)

 

ドヤ!! ↓

20160514_BOW10_B

↑ まぁ、このプロジェクトとは関係ないのですが^^;

 

というわけで、、何でしたっけ?

あ、両面テープ。気になる方はぜひ試してみてください♪

 

さて10週目の曲は『Fascination Dance(魅惑の踊り)』です。
バンドネオンやアコーディオンではなく、鍵ハモのためのタンゴをどうぞお楽しみください!

(文責 杉本徹)

 

 

 

 

【ツネオの ”ウラBOW通信” 】

【おことわり】 以下の記事について、バスメロディオンに興味のない方には全くつまらない(わからない)可能性が大でございます。あらかじめ了解のうえ、お読み下さい。

 

今回はバスメロディオンにおける特殊奏法のひとつである
「バズィング奏法」について、お話しします。

バズィングとは口を軽く閉じて息を吐き、口唇(くちびる)をブルブルと震わせる動作のことです。

金管楽器奏者にとって絶対不可欠なスキル、というか金管楽器の音そのもの、であります。

私ツネオは元々ユーフォニアム奏者であるため、バズィングは当然お手のもの。

そしてバスメロディオン( HAMMOND BB B-24H )の歌口にはトロンボーン型マウスピースが付属しています。

( これ ↓ )

20160514_bowgazouc

 

私が個人的に混乱するのは、普通に吹くときも「ついついバズィングしてしまうこと」です(笑)。

ですので基本的には下口唇をマウスピースから出して(下に外して)、演奏しています。

 

ところで、バスメロディオンを演奏していて、音がうまく出ない時ってありませんか?

特にスラーとスタッカートが交錯するような、激しさや歯切れの良さを要求する場面、

スラー、スタッカート、スタッカートの、3番目の音で「・・・」みたいな・・・。

楽器内で余った残気と、次に送り込んだ呼気が、バッティングしてしまう現象です。

 

 

そんな時に、この「バズィング奏法」!

今まで出なかった音が、嘘のように、ほぼ100%の確率で、出ます。

 

【やり方】

簡単です。出にくい音を吹くときに、一瞬「ブッ」とバズィング。

ただそれだけです。音程も、大体の近似値で大丈夫です。

 

【コツ】

  1. バズィングは一瞬だけの方がいいです。(当然ですがバズィングの音も演奏として出てしまいますので。)
  2. バズィングの時には上下の口唇は「ほぼ閉じた状態」となっているため、バズィングの直後からアパーチュア(空気の通り道)を大きく解放してあげましょう。

 

【原理】

何故、「嘘のようにしっかりと音が出る」のか?

私は今のところ、以下のように考えています。

「リードは空気の流れで振動するもの」・・これが鍵盤ハーモニカとしての常識です。

「バッティング状態」では空気の流れがゼロ状態となる、だから鳴らない。

これに対しバズィング奏法では「共振現象」を使ってリードを鳴らします。

「振動を持った呼気」が、一瞬でリードを共振させ、いったん鳴ってしまえばあとはドレン側に空気が流れ、リードの振動が保たれる・・・。

 

以上がバズィング奏法に関する説明です。

バスメロディオン奏者の方は、是非試してみて下さいね!

 

以下のバズィング奏法の解説動画も是非ご覧下さい。

【おまけ】

バズィング奏法の応用編として「重音奏法」も動画で紹介しています。

一般的な管楽器でしたら重音は「特殊奏法」なのですが・・・鍵盤ハーモニカでは全く必要ないスキルですね(笑)。

(文責 小西恒夫)

 

 

2016-05-14 | Posted in BOWプロジェクトNo Comments » 

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