2019年11月 淡路島ツアー振り返り

(文:小西恒夫)

「今日の本番(今やっている活動)は
2年後に結実する」

これはクッキーハウス部内会議でしばしば登場する語句です。
音楽という刹那(レイヤー)、
それは2年前にも、2年後にも、更にはそのずっと前後にも繋がっています。

2019年11月の淡路島ツアー2DAYS、1日目は
「楽鳥風月 presents クッキーハウスドリームナイトコンサート」でした。

楽鳥風月(がちょうふうげつ)さんは淡路島在住の
4人組オカリナアンサンブルグループです。
(しかしその正体たるや到底そんな肩書きには収まらない、
「4名様それぞれが謎に超弩級ポテンシャル過ぎる集団」なのです!)

「楽鳥風月presents」と表記してしまうと本当にバチが当たるのですが、
クッキーハウスのブッキング都合をゴリ押しし、
一切合切の全てを丸投げした結果フタを開けてみれば、なんと・・・

会場は素敵な古民家、
最高に美味しいフード&ドリンク、
そしてそこには満席のお客様!

まさに夢のような、いや正真正銘の「ドリームナイトコンサート」
をプロデュースして下さいました。

あとはクッキーハウスがそれに応えるのみ!
「ドリームでナイトな」しっとり系楽曲からいつもの超定番ネタ、
そして楽鳥風月さんとのコラボ新曲(小西作曲)も披露!
スペシャルなひとときを
お客様に愉しんでいただけたと思います。

イベントを終え、楽鳥風月さんが云うには
「今回、楽鳥風月にとっていろいろな『初めて』があり、
それが『出来る!』ということが分かった。」との事でした。

私からすると本当に意外なお言葉です。
前述の通り完璧な企画力とプロデュース力、
集客に繋がる人脈は正に徳あって故のこと。
そして人々の胃袋を掴むセンスとスキル、
超一流のフライヤーからおもてなしラッピングまで、
全部自分達で出来ちゃうんですから!

こんな4人組の織りなす音楽、素晴らしくない訳がありません!
まず自身で音楽を楽しむ覚悟とそれを聴衆と共有する敬意、
そしてそれらを昇華する練り込まれたネタ(楽曲)。
クッキーハウスがいつも大事にしていることを、
この人達は本当にきっちりと備えています。


そんな楽鳥風月さんが、クッキーハウスのために、
ここまでやっていただいた。
別方向から見ればクッキーハウスをバネにして、
いろいろな挑戦を見事にクリアされた。
どちらにしても、唯々感謝と喜びの気持ちで一杯です。

2日目は「洲本市小学校連合音楽会」、
洲本市文化体育館という、とても綺麗で立派なコンサートホールに
洲本市13校の小学3・4年生が集う、合唱&器楽合奏の発表会です。
クッキーハウスは特別ゲストとして午前・午後の部各々に出演しました。


子どもたちはどんな事を想い、体感するのかな?
ハレの舞台、自分たちの演奏、そして他校の同年代の演奏・・・。
きっといい思い出になるし、今後の何かしらの力となるでしょう。
クッキーハウスも客席で子どもたちの演奏をきかせていただきました。
案の定、涙もろいミワコおねえさんは俯いてましたが
本当にみな感動的な演奏でした。先生方のご尽力あっての事だと思います。

今回、普段のクッキーハウスの芸術鑑賞会とは似ていて違ったところ、
それは(子どもたちと直接のコラボは無いにしても)

「子どもたちと一緒に、一つの音楽会を作り上げた」

ということでしょうか。

私たちは(これはいつもそうですが)
上手な演奏や正解(模範)を見せ付けている訳ではありません。
子どもたちと同じ、身近な楽器で、
「楽しい」を大事に、
「こんなのも、アリだよ! 一緒に楽しもう♪」と云ってるだけです。

楽器や音楽に、優劣や正誤や方法論などは、実は無いのです。
この日、クッキーハウスは子どもたちと音楽を「共有」し、
音楽にとって何が大事なのか、改めて再認識出来ました。

今回の淡路島2DAYS、
全く別個の案件が、それぞれ数年間の経緯を辿ってここまで来ました。

「どうしても子どもたちにクッキーハウスを」という
洲本市立安乎小学校市坪校長先生の数年越しの熱意があり、
淡路島に楽鳥風月さんという希有な才能があり、
「クッキーさんが来るなら是非!」という
楽鳥風月さんのご厚意があり・・・。

そんな「ここに至るまでの想い」は私自身にとっても
かけがえのないものであり、まとまらないながらも
ここに記させていただきました。

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